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親友からの贈り物
2006/10/31(Tue)
彼女が私にくれたもの・・・


『たんぽぽ』
ある日
授業が終わってまもなく
彼女がたんぽぽの花を一輪握って私の教室へやってきた。

「体育の時間に見つけてね、君が喜ぶと思って。」と。
私はそのたんぽぽの花を
制服のブレザーのポケットに入れて1日行動した。
次の授業が終わる頃には、そのたんぽぽはすっかりショボーンとしてたけど
それでもずっとポケットに入れていた。

そう言えば、
彼女が学校の近くの原っぱでつくしを採っていたら通りすがりのクラスメイトに見つかり、
「何してるの?」と聞かれたので
「つくしを採ってるんだよ。」と答えたら
「つくしを採ってどうするの?」と聞かれ
「これを炒めて食べると美味しいんだよ。」と答えた。
するとクラスメイトの子は
「そんな物食べるの!?」と驚いた。
彼女はそれが恥ずかしくて「冗談ですよ。」と採ったつくしをそこらへんに投げ捨てたそうだ。

「そうするしか出来なかった自分が情けないよ。」と
後から悔しそうに私に話してくれたけど、彼女はそんな事でも傷ついてしまうような子だった。


『三角形の石』
これは朝のホームルームが終わってすぐだった。
彼女が教室にやってきて
歪な形をした石を渡してきた。
「なぁにこれ?」と聞くと
「昨日川原を散歩していたら、三角形でオニギリみたいな石を見つけたの。
 コレを君にあげたくて。」
と言う。
その三角形をした石には
海苔と貧相な顔が書いてあった。
彼女らしいなぁと思いながら
「可愛いね、ありがとう。」と受け取った。

彼女は字がすごく下手だった。
普段描く絵も意味不明だった。

だけど真面目に絵を描かせると、誰もが驚くような、本当に綺麗で素敵な絵を描く子だった。


『ヘアゴム』
私は彼女が学校へ通い切れなくなっても、ずっと友達と思っていた。
だから卒業写真を撮るときに
彼女に貰ったそのヘアゴムを、ブレザーの胸ポケットから覗かせて写真を撮った。
先生とカメラマンの人に注意されたが、そんなのは強行突破。
卒業したくても出来なくなってしまった彼女へ、少しでも何かしてあげたかった。私なりに。
彼女は綺麗な小物が好きで、それは沢山持っていた。
そのコレクションのひとつが
赤い大きな宝石の付いたヘアゴムだった。
もちろんプラスチックの偽宝石。

私も光るものが好きで
いつもキラキラしたピンなどを制服や髪の毛につけていた。

すると彼女がこう言った
「君は本当に、お姫様みたいだね。」

「こんな気の強いお姫様が居たら嫌だね。」と私が笑うと
「でもどこの国のお姫様も君みたいにお転婆なはずだよ。」と言われた。


思い出すとキリが無い程、小さな事で毎日毎日楽しんでいた。

彼女は私が踏む変なステップが大好きで
廊下の遠くに彼女を見つけて目が合うと、私はその場でそのステップを踏んで彼女を笑わせた。
突然変なステップを踏む私と、突然笑い始める彼女。
お互い周りから見てる子には変な子だと思われていただろうけど、距離なんて関係無くて。

それが楽しかった。


私も彼女もスピッツという歌手が大好きで
数ある中の一つに「愛のことば」という歌がある。
その歌には私達にぴったりな歌詞がある。

「くだらない話で安らげる僕らは その愚かさこそが何よりの宝物」

彼女との思い出は本当に宝物。
これからもずっと。


そして切れたと思っていた縁がまた繋がる事になる。


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コメント
タンポポも…
食べるために摘んだのだとすると、
悲しすぎますね。
タンポポも食べられますから…
2006/10/31 03:10  | URL | エインジェル #ftr86F3A[ 編集] |  ▲ top

おはようございます、請負人です。
碧月さんはやさしいのですね。親友さんが体調がよくなったら、一緒にカラオケに行ったり、買い物に行ったりできるといいですね。
応援していきますね。
2006/10/31 09:26  | URL | 請負人 #-[ 編集] |  ▲ top
気になりますねえ
切れたと思っていた縁がまた繋がる・・・
気になります。

応援クリック!
2006/10/31 14:04  | URL | 亀山の亀 #-[ 編集] |  ▲ top
そのお友達
エピソードを聞けば聞くほど村上春樹の世界から飛び出してきたような方ですね。きっと彼女の世界をわかれる人が少ないのだけれど、それ自体彼女は気にしていない。でもその世界を分かってくれる人には自分の持っている親切とか好意とかを惜しげもなく与える。そんな人だったのかな?彼女にとって碧月さんはとても大切な人だったんですね。
2006/10/31 14:21  | URL | まつとも #MsNnmd2o[ 編集] |  ▲ top

心の通い合う関係・・・親友なのですね。
前回と今回の記事を読んでいるだけでも
心が揺さぶられる思いがします。
ポチっと!
2006/10/31 18:57  | URL | ume #-[ 編集] |  ▲ top

碧月さんいい人だ^^
いつまでも友達を大切にしてね!
碧月さんのブログいつも楽しみに
してます。。。
2006/10/31 19:43  | URL | bun #-[ 編集] |  ▲ top
コメントありがとうございます<(_ _)>
>エインジェルさん
タンポポは私にくれるために一輪持ってきてくれたんですよ^^
少し悲しいでしょ、彼女の行動が^^;

>請負人さん
わたし優しいのかしら♪照
そのうち彼女の好きな浅草や下北でもお散歩できればなぁ。と思ってます^^
応援ありがとうございます<(_ _)>

>亀山さん
うふふ^^
ちゃんと書いていきますので応援お願いします!
いつもありがとうございます<(_ _)>

>まつともさん
本当ですか~^^
読んでみないと、その作品!
変わった世界観の持ち主ですよね。
友達は少なかったです、私ともう一人幼馴染の子しか居なかったんじゃないかな・・?
私はすごく惹かれてしまい、こんな思い出があるのでした♪

>umeさん
実際親友と呼べる相手って少ないですよね、
こんなに会ってなくても、話してなくても、それでも彼女は私の親友なんでしょうねぇ。
応援ありがとうございますっ!

>bunさん
ありがとうございます!<(_ _)>
こんな貴重な友人に出会えたってのはすごい事ですよねきっと。
これからもどうぞ宜しくお願いします!
2006/11/01 02:38  | URL | 碧月 #aEmTB4nk[ 編集] |  ▲ top

つくし^^
おれも田舎にいた頃は食べたなぁ~^^
おいしいのにねぇ~☆☆☆

おれにはかわるよ その子の気持ち

なぜか 過去ブログにコメントしてしまいました^^;

2007/02/18 11:52  | URL | ten #-[ 編集] |  ▲ top
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