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運命的な景色
2007/03/26(Mon)
メイちゃんがトトロの寝床を見付けたように
子供の頃に偶然見付けたお気に入りの場所ってあるものだ。

そしてメイちゃんはお父さんとお姉ちゃんにもその場所を教えてあげようとするけど、
二度目はそこに行くことができなかった。

これはアニメのストーリーだが、似たような経験が私にもある。

その場所の景色は今でも色あせず
キラキラと光をちりばめたまま、私の記憶に静かに残っている。
木のトンネルの坂を下り、
そのトンネルを抜けるとそこには左右に青々とした田んぼ。

そしてキラキラと輝きながら静かに流れる川。
川の向こうには綺麗な緑色をした山と、どこまでも青い空。

川の傍で太陽の光を浴びながら楽しそうに揺れている小さな花たち。

私はその場所でお弁当を食べるのが好きだった。

夏の初めにはいつもその景色を思い出す。

だけど、大きくなってからその場所へ行こうとしても、なぜかたどり着けない。
似てるけど違う場所に着いてしまう・・

あの木のトンネルの入り口はどこにあるんだろう。


別の場所で見た春の景色のお話。

いつも通るその道には、一本の桜の木があった。

桜の木のそばには大きな古風な家とその家の塀があるくらいで、そこはなんてことない古くさい小道。

私は春の陽気につられ、ぽけーっとしながらいつも通りその道を歩いていた。

もうすぐその桜の木を通り過ぎようとしたときに
突然ふわっと強い春風が吹いた。

一瞬のその光景は、気のせいとは思えないほどゆっくりと流れた。

薄いピンクの桜の花びらたちが一気に私を包み込むようにして舞い落ちてきた。

それはもう幻想的で美しくて、その瞬間は現実世界じゃなくなった。

私は暫くその場所に呆然と立ち尽くした。

それから毎日その桜の木の下で立ち止まったり、何度か往復してみたりと試したが、
どうしてかその瞬間はやってきてくれない。
次の春も、その次の春も。

sakura1

今年もまた春がきた。

今年見る春はやけに都会的だ。


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コメント
ほう・・・
詩的ですね。
あなたの紡ぎだす言葉の旋律に私の心は「ホーリーランド」に導かれた・・・ような錯覚をおこしました。

そう、「ホーリーランド
あるはずの場所・・・だけど、行こう!と思っても辿り着けない。その人にとって最高の居場所・・・

ということでしょうか。

ステキな思い出ですね。
2007/03/28 19:42  | URL | オリヴィエ #vOFoWOOQ[ 編集] |  ▲ top

いつか辿りつけますヨウニ・・・
2007/04/05 23:18  | URL | さくらい聡 #-[ 編集] |  ▲ top

>オリヴィエさん
ホーリーランドって素敵な言葉ですね!
現実とは少し違う世界・・かな?
子供の頃の感覚は奇跡的ですね^^

>さくらい聡さん
また行きたいです!
そのままの景色と再開できるといいな。
2007/04/08 02:12  | URL | 碧月 #-[ 編集] |  ▲ top
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